アメリカの小学校に通っていると、毎年のようにやってくるイベントのひとつに 「Book Fair(ブックフェア)」 があります。
日本の学校ではなかなか見かけない文化なので、初めて経験したときはとても新鮮に感じました。今回はその様子を紹介したいと思います。
ブックフェアってなに?
ブックフェアとは、学校に期間限定で「本屋さん」がやってくるイベントです。図書室や多目的ルームにたくさんの本や文房具が並び、子どもたちはクラスごとに見学や買い物をします。
主催は大手出版社の Scholastic(スコラスティック) が多く、アメリカ中の学校で開催されています。
どんなものが売っているの?
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絵本や児童書、小説:低学年向けから高学年向けまで幅広いジャンル
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人気シリーズ:Dog Man、Diary of a Wimpy Kid など定番の人気本
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小物類:鉛筆・しおり・ステッカー・ポスターなど、子どもが欲しくなるグッズもいっぱい
本を選ぶだけでなく、ちょっとしたショッピング気分も楽しめるのが魅力です。
親の関わり方
子どもには現金を持たせるか、最近では eWallet というプリペイド式のオンライン残高をチャージして使う方法もあります。
また、保護者がボランティアとして販売を手伝うこともあり、学校全体で盛り上がるイベントになっています。
みんないくらくらい持たせる?💵
一番悩むのがお金のこと。実際の価格帯はこんな感じです。
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ペーパーバック:$5〜10
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ハードカバー:$15〜20
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文房具:$3~5
多くの家庭は $10〜20くらい を子どもに持たせています。
1冊だけ本を買わせたいなら $5〜10、好きに選ばせたいなら $20くらいが安心です。
まとめ
ブックフェアは、子どもに 「自分で本を選んで買う体験」 をさせられる貴重な機会です。
毎回何を買って帰ってくるか楽しみでもあります♪
我が家では、本だけね!と念押ししたのに余ったお金でポスターも買っていて、お迎え時に申し訳なさそうにしていたのが思い出です(笑)
コスタメサ店 ミキ