コロナ禍直後からパーツ盗難を含む車上荒らしが多発してます。
最近もよく車上荒らしにあったというご相談のお電話を頂きます。
私も以前日系スーパーに駐車して買い物してる間に車上荒らしに合いました。
✖車上荒らしと一言で言っても大きく3つパターンがあります。
1.パーツ盗難
日本車のパーツ盗難が多く発生しております。
特に多く発生しているのが、キャタリックコンバーター(マフラーの一部)の盗難・・・。
盗まれてしまうと、エンジンをかけた後に バイクのマフラー音のようなバリバリバリといった爆音が鳴り響きます。
盗まれてしまうとマフラー全交換となり、かなり高いコストがかかってしまいます。
盗難にあってしまったら、
①警察に連絡
②保険会社に連絡をして、保険のカバーで直せるか確認
③整備工場に連絡。 当社でも修理可能です。
さらに、最近ニュースで見たのがガソリン高騰の影響かガソリンタンクに穴をあけて
ガソリンの盗むという被害もあるようです。
ガソリンタンクに穴をあけられてしまうと、タンク全て交換になりますのでこちらもかなりのコストがかかってしまいます。
2.窓ガラスを破壊しての中の物を盗む
窓ガラスの修理は当社ではおこなっておりませんが、YelpやGoogle Mapなどで、"Auto Glass Repair"で評価のいい所にお願いするのをオススメします。
窓ガラスのない、ガラスの散乱した車を運転したくはないと思うので出張で来てくれる所を探すといいと思います。
私の場合窓ガラスを破損されたので出張で来てもらいましたが、
トラックに色んなサイズのガラスを持って来てくれて1時間半程で作業は終了しました。
*この場合窓ガラスを割るときに音が鳴るので、ドライブレコーダーをつけてる車は狙われにくいと思います。
ドライブレコーダーをつけてる場合は犯人が映ってる可能性が高いので警察に連絡しましょう。
以前、私の車はまだドライブレコーダーをつけてなかったので早く付けていればと後悔です。
3.鍵をピッキングして中の物を盗む
これはほとんどプロの犯行です。
一瞬で鍵穴を壊して中の物を盗みます。
この多くは、海やハイキング、大きな公園の駐車場を狙って、お財布から現金&クレジットカードを盗んで、盗んだカードでお買い物をされるという被害をよく聞きます。
鍵穴を壊してドアを開けるので大きな音が鳴りません。
その為ドライブレコーダーに記憶されてないケースがほとんどです。
イモビライザーなどの車のセキュリティーをつけていると正規のドア解除ではないという事でアラームが鳴ってドライブレコーダーに記憶される場合もあります。
修理箇所は、ピッキングされたキーシリンダーだけを変える方法と全ての鍵を同じにする方法があります。
被害のあった鍵穴(キーシリンダー)だけを変える場合は、もちろん1か所だけ違う鍵になるので普段持ってる鍵が1本増えてしまいます。
ですが、キーレスやスマートキー、エンジンスタートする鍵は今までのを使用しますのでコストは安くすみますし普段使っている整備工場でも出来ると思います。
もし、全て同じ鍵1本にしたい。という場合はディーラーでシリンダーを交換して鍵をプログラムしてもらう事も出来ます。
・2と3のケースで
もし車内にお財布や携帯電話などを置いてきてしまった場合は、
警察とクレジットカード会社や銀行にも連絡する必要があります。
まずは、クレジットカードを不正に使われていないか確認してすぐに止めましょう!!
お財布に免許書が入ってた場合は再発行もしなくてはなりません。
車上荒らしに合うと損失だけでなく、再発行などしなくてはいけない事が多く心のダメージも大きいです。
車上荒らしに合わない為に出来る事。注意する事。
★車内に置き去りの荷物や貴重品は恰好の餌食です!
見えるところにバックやパソコン・携帯・買い物の荷物等おいたまま駐車をすることは絶対にやめましょう!
どうしても置いておかなければならない荷物は、トランクに必ずしまいましょう。
★車をストリートなどに停める際はあまり人通りがないような場所への駐車はお勧めしません。
★車自体にセキュリティー対策を施す。イモビライターやタイヤロック・ハンドルロック、ドライブレコーダーを導入する。
車上荒らしをする犯人も、防犯対策をしていない車と・している車ではしていない車を選ぶことと思いますので試されてみてはいかがでしょう。